会えないときは | さつま揚げの一夜干し

会えないときは

一緒になりたいって思っていたときは、

ため息ばっかり増えたり、

夜中に突然目覚めてしまったり、

臆病な気持ちに襲われたりしていた。


だけど、そんな気持ちは今はもうなくなって、

ひたすらに会いたいって想いが強い。


せっかく一緒になれたってのに、

彼女とは24日まで会えないとは。

(しかも、24は二人っきりで会えるのではない)

電話でさえ、届かないものってあるんだから。

そして私がほしいのは、その届かないものだったりするんだ。


悩みや不安はなくなったけれど、

悶々とさせられる日々は当分続きそうだ。


ところで、つくづく私は彼女に振り回されてるな、と思う。

いつも忙しいのは彼女で、

私が彼女のスケジュールに合わせている。

(私のほうが暇なのだから、当然と言えば当然なのだが)

美術館や水族館に行っても、

私はいつも置いてけぼりだ。

もちろん、私だって絵画や魚に興味があるからそういうところに一緒に行くのだが、

時々は私の方だって見てほしい。


でも、私が自分の気持ちを伝えるたびに、

彼女はとても恥ずかしそうに、嬉しそうに応えてくれる。

そのたびに、「つながってるんだな」って改めて実感できる。


会いたい

会いたい

会いたい

・・・


もっと、つながっていたいんだから。

早く学校が始まったらいいのに。

今日もきっと、電話するだろうな。

電話じゃ物足りないけど。